ペーパーアセット(紙の資産)はなぜ危ない?
紙幣とは何でしょうか?
少し考えれば分かりますが、紙切れです。
金本位体制と言って、ただの紙切れを純金で保障していた仕組みがなくなった今、お金、紙幣を保障するのは、信用だけです。
言いかえれば、皆が目の前にある紙切れを「お金」だと信じているから「お金」なのです。
株や債券も、同じですね。
紙切れが、株である、債券であると皆が信じている、信用しているからあくまで「株券」であり「債券」である訳で、例えば魚の鰯(イワシ)から見れば、それはただの紙切れです。
作家の五木寛之さんは、御著書の中で語っておられました。
「お金をため込むよりも、実物の石油をドラム缶の中にためていた方が、僕らの世代は安心する」と。
つまり、戦中、戦後の動乱期を乗り越えてこられ、紙の資産がどれほど頼りないのかを肌で感じておられる方々にとって、価値のある現物を手元に持っている方が、どれほど安心できるか、その感慨を語っておられるのです。
現代も同じですね。
何が起こるか分からないこの時代に、永遠の輝きを持つ貴金属を、工業用品としても価値を持つ実物のプラチナを、実際に持っていると言う事実は、何よりもの強みです。
極端な話、紙幣は国が潰れればただの紙切れですが、プラチナや貴金属は、国が潰れてもプラチナなのです。
2001年、アルゼンチンの国債がデフォルト(債券不履行)になったのは記憶に新しいですね。
実際に国の転覆は、理屈上、あってもおかしくないのです。
備えあれば憂いなし、先人の知恵を、活かすのは今なのです。